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大矢 加奈子

Japan b. 1983

Kanako Ohya
Kanako Ohya

大矢 加奈子は、身のまわりの風景や過去の写真、新聞や雑誌の一部やインターネット上の画像などからモチーフを取り出し、混在させながら描くことで、現実の曖昧さや不確かさ、現代に生きる上での不安感を描き出す。

油絵具での描きこみの他、筆跡を活かした線や色面、光沢を持つ素材を使うことで表現される独自の絵画空間は、それ自体がコラージュ的でもあり、時間や場所が特定できない白い背景に赤を基調とした絵の具で描かれた画面は、白昼夢のような違和感をつくる。

大矢は、2006 年 東京造形大学美術学部美術学科絵画専攻卒業し、2008年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程油画専攻修了した。

大邱カトリック大学校(韓国大邱 2007)損保ジャパン東郷青児美術館(東京 2009)、群馬県立近代美術館(群馬 2008、2010)、「VOCA展2013」上野の森美術館(東京 2013)、Bunkamura Gallery(東京 2019)、富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館 (群馬 2022)などで開催されたグループ展に参加し、東京で多数の個展に参加した。

その他、群馬県立近代美術館での常設展示が行われてい、国内外でのアートフェアへ参加している。

 

2008 年、「群馬青年ビエンナーレ2008」大賞を、2009 年 「第28回損保ジャパン美術財団選抜奨励展」秀作賞を受賞した。

Exhibitions

Japanese & Korean Contemporary "Next" vol3.      - Get Drunk -

Japanese & Korean Contemporary "Next" vol2.         
~  他人の風景 ~

 

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